政府が、所得税などを1人あたり年4万円差し引く「定額減税」を実施する方向で調整に入ったという報道がありました。
また、非課税世帯には7万円の給付を実施する方向です。
そこで、4万円の定額減税と7万円給付がいつから?や、毎年?などと、対象者についても調べてみました。
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減税&給付いつ?
政府は、来年1月の通常国会で減税額や時期などを盛り込んだ税制関連改正法案を提出し、2024年3月末までに成立させ、2024年夏ごろの実施を目指しているようです。
ただし毎年ではなく、2024年度に限った措置になりそうです。
対象は?
定額減税の対象は、所得税や住民税の納税者のほか扶養家族も含め1人あたり4万円で、所得制限はもうけず、納税額にかかわらず税額から一定額を差し引く方向です。
扶養家族も含め1人あたり4万円ということは、家族4人の場合は計16万円の減税となるようです。
また、7万円給付金の対象は、住民税非課税世帯(住民税が課税されない低所得者世帯)とする方向で調整中とのこと。
まとめ
・2024年3月末までに成立、2024年夏ごろの実施を目指している
・定額4万円減税の対象者は、納税者のほか扶養家族も含まれます。所得制限はなく、納税額にかかわらず一定額を差し引く方向。
・7万円給付金の対象は、住民税非課税世帯で現金給付。